企業内での事務処理を人手で行っているケースは今でも多いです。幾台ものサーバを運用して業務システムを構築しても、ちょっとした処理はExcelを利用して手作業で行っているのをよく見ます。そういう時はできるだけ自動化をするようにお勧めしています。なぜならば、規則的に行う作業はExcelに任せたほうが早いしミスがありません。でも一番の理由は人間という一番コストがかかっているリソースを単純作業に充てるのは、非常にもったいないからです。

現在の社員の賃金は会社負担分も含めると時間換算で三千円から5千円以上でしょう。毎月一時間作業を行うとしても年間で6万円です。2時間ですと12万円になります。日次、週次になるとこの金額はもっと大きくなります。

 

こういうコストを削減していくのがシステム化の目的です。

 

システム化で削減できたコストを投資するのは本来人が行うべき意思決定にあてるべきです。

経理処理で会計システムを導入している企業は多いですが、投入するデータをExcelで加工しているケース、システム間のデータ連携を手作業で修正しているケースなど以外に人手で行っている処理は多いです。

定常の業務に組み込まれているので、疑問を持たずに作業している人が驚くほど多いです。

是非、Excelを利用している方は一度自分の業務を見直して下さい。